私は妊娠の経験はありませんが(当然ですよね・・・)
妊娠中はアルコールはもちろんカフェインの入った飲み物などは飲めず、飲食にとても気を使いますよね?
そんな中、ハーブティーは妊娠中に最適な飲み物とされることがありますが、全てではありません。中には、堕胎させてしまう危険性もありますので、注意が必要です。
そこで、妊娠中でも飲めるハーブ、飲む時期や量などの注意点を簡単にご紹介いたします。
妊娠中でも飲んでも良いハーブティー
🌿ローズヒップ
ドッグローズの花が咲いたあとの実で、ビタミンCを豊富に含むため「ビタミンの爆弾」と呼ばれる、美容によいハーブティーとして有名なローズヒップ。
天然のビタミンCをレモンの20倍〜40倍も含んでいます。一緒に含まれるフラボノイドはビタミンCの働きを増強するとともに、緩下作用によって便秘を改善し、美容効果を高めてくれます。
風邪やインフルエンザの予防にも効果的なので、妊婦さんにはぜひ積極的に飲んで頂きたいハーブティーです。
主な作用/適応
ビタミンC以外にリコピンも多く含んでいます。
- 利尿作用・抗酸化作用・シミ予防・美肌効果
- 保湿作用・風邪・眼精疲労
- 生理痛・妊娠中、ダイエット時の栄養補給
ロースヒップに含まれるビタミンは熱に強いといわれているのでホットティーでも効果ありですね。
ロースヒップは酸っぱい!イメージがありますが市販のローズヒップティーにはハイビスカスがブレンドされているためなのですがこのハイビスカス月経刺激作用があるため、妊娠継続が困難になる妊婦には禁忌のハーブティーです。授乳中に関しても確かな情報がないため避けることをお薦めします。
ローズヒップをお求め際はハイビスカスがブレンドされていないことをお確かめください。飲み過ぎは下痢症状を引き起こすので注意が必要です。
ジャムにするのもオススメです❤︎
- ローズヒップをてなべに入れ、ひたひたの水を加えて火にかけます※グレープフルーツジュースでも可
- 沸騰したら弱火にし、20分くらい煮込みます。※甘さが欲しい場合ははちみつを入れるのも良いですね
🌿ラズベリーリーフ
子宮に対する働きが古くから知られ、自然分娩が主流だった時代には妊婦の負担を軽くするために妊娠後期や出産直後に飲む習慣があったことから「安産のお茶」と言われています。
臨月の妊婦さんにおすすめです。また、産後も母乳の分泌を良くし栄養価を高めるのに役立ちます、母体回復にも効果があるという事でヨーロッパでは古くから親しまれているようで、出産後の止血効果が期待できます。
ただし、妊娠初期や胎児の状態や子宮が安定していない時期は量に注意が必要ですので、飲むのを控えた方が良さそうです。(子宮痙攣効果があるため)
主な作用/適用
「安産お茶」の飲み方※基本的にリスクのない出産に限ります。
- 妊娠後期から毎日1杯づつ飲み始めます。※不安な方は予定日の6週間前から
- 陣痛が始まると、痛みで喉が乾くことが多いので、水分補給にラズベリーリーフティーを飲みます。※子宮の収縮をよくして陣痛促進が期待できます。
良いとされているが注意が必要なもの
妊娠中・授乳中に良いとされているが情報が曖昧なハーブもあります
これらは情報が曖昧なためこちらで(妊婦むけハーブ)は紹介は控えておきます。
ご紹介したローズヒップ・ラズベリーリーフ含む、上記のハーブにしても妊娠状況にもよると思いますのでお医者様に確認(メディカルハーブに関心のない、また否定的なお医者様は基本反対するでしょうけど)または購入は専門店でのお買い求めをオススメします。
妊娠中は禁忌・注意するハーブ
以前紹介したカモミールのように授乳期はよくても妊娠期にはオススメできないハーブもあるので注意しましょう。
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